副作用とは
薬を服用(使用)して意に反してしまう作用が生じることを副作用と呼びます。(有害作用と呼ばれることもあります。)
副作用は発生頻度により分類されたり、重篤度で分類されたりします。
発生頻度による分類
発生頻度は「0.5%未満」「0.5〜1%未満」「1〜5%未満」「5%以上」などのように分類されます。
例えば、「Aカプセルという薬は、0.5〜1%未満に眠気の副作用がある」というのは、Aカプセルを服用した1000人の中で、5人〜10人未満の人に眠気の副作用が発生したという意味になります。
副作用には個人差があります
副作用の発生には個人差がありますが、副作用の発生頻度の数字が低くても、ご自身に副作用が絶対発生しないとは言い切れないことをお忘れにならないようにしましょう。
重篤度による分類
次に重篤度ですが、「重大な副作用」と「その他の副作用」に分類されます。
「重大な副作用」とは、生命に直結するような副作用という位置付けと言えます。
もちろん、「その他の副作用」に分類される副作用も決して軽視してはいけません。
副作用が発生した場合
大切なことは、どのような副作用が発生しても速やかに医療機関に連絡をして、指示を仰ぐことです。
特に重大な副作用に分類される副作用が発生した場合は、より早期の対応が求められます。
副作用について何かご不明点がございましたら、薬剤師までお声をかけてください。
